iPhone12はなぜiPhone4のような形になったのか?理由を解説!

created at 2021.10.08

update at 2021.10.08

iPhone12が角ばった形になったとき、iPhone4など使っていた方は「うわ、懐かしい!」と思った方もいたかと思われます。この記事は、少し難しい内容を含みますが、わかりやすく解説するのでご安心下さい。なぜiPhoneは角ばった形になったのか、ということを考察していこうと思います。

フロー

1 5Gが関係している可能性

iphone
この説が有力なんじゃないかなと思います。
iPhone 12は、はじめて5Gを搭載したモデルとなりました。5Gは高速な分、4Gよりも電波を取れる範囲が狭まってしまいます。そのため、 少しでも電波を取りやすいように角ばったモデルにしたのではと推測出来ます。
「iPhone12はサブ6だけなのに、必要ある?」
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、Appleの元祖アメリカでは、iPhone12はミリ波に対応しました。つまり、世界中で使われているから起こることですが、アメリカにあわせた形でなったんじゃないかと思われます。そもそも日本でミリ波がつかなかったのは、5Gの普及度合を見てだと思われるんですが、iPhone13にもつかなかったのは意外でしたね。(アメリカのモデルはついています)
「何言ってるんかさっぱりわからん!」って方もいると思うので補足すると 5Gは 「サブ6」 と 「ミリ波」 の2つが存在します。
「サブ6」は4Gに少し毛がはえたくらいの速さで4Gと比べても「すげえ!5G速すぎて驚くわ!」って感じにはなりません。もう一つの「ミリ波」というのは、「エグすぎる、5G速い!」ってなる感じです。

日本で使える5Gのほとんどは「すこし速い5G」なんじゃよ。

日本のiPhone12は、このヤバい速さの「ミリ波」は使えないんです。

2 iPhoneの強度が強くなる

これを意識してiPhone4のような形にしたのか、それとも副産物的な感じなのか、わかりませんが、 iPhoneの強度が強くなりました
iPhone6からラウンドフォルムのような形になりましたが、ガラスフィルムをしても角から落としたら、画面が割れてしまうってことが多かったんですね。
まぁ、ありがたいことに、こういった事故が1つ減りました。また、これとは別に ceramic shieldと言われる強固な素材を使うようになり、もっと割れにくくなったんですけどね。

割れにくさはアップしているよ。

3 まとめ

iPhone12のフォルムが好きな人もいれば、「うーん、前のほうがよかったわ。」って方もいると思います。角ばった形にすることで、コストを下げ、また強度が強められるということはApple側にメリットがあったし、ユーザー側にもメリットがあったんではないでしょうか。しかし日本にもはやく、ミリ波を使えるようにしてほしいものですね。